Explanation

現在、世界は情報に溢れている。
結果、人々はただそれを聞き流すのみで関心を持たない人さえいる状況である。
そのため"行動する者"が自らの考えを独走させ、世界を成り立たせている。
知恵を使い、より世界の発展を目指す"発明する者"が利用されながら。
 
進化を続けた人間も、発明と行動を繰り返し様々な"一時の幸せ"を勝ち取ったが、
多くの"大切なもの"を失った。
 
人間はときに道を誤る。

しかし、それを正すのも人間である。

過ちと正しさ・・・それは紙一重であり、犠牲も生まれる。
人は自らの"大切なもの"を手に握りしめ、犠牲にしないように必死で守ろうとする。
それすら虚しく"行動する者"の行動により、
指の間から零れ落ちている守るべきものに人間は気付いているだろうか?
 
本当に守るべき"大切なもの"は"一時の幸せ"ではないことを。
それは"行動する者"の手では守れないということを。
 
今世界に必要な人間は"大切なもの"を守ろうとする知識を
知恵として使える"発明する者"と言えるのではないだろうか。